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何もしなくても痩せる?! 「私はどうしても太れないの」と、のたまう方に殺意を抱いたことはありませんか? どうしてもイヤミに聞こえてしまいますが、非常に太りにくいヒトはいます
恒温動物であるヒトが無意識に行っている仕事、それは36.5度前後に体温を維持することです。体温は外気温より高いため、常にある程度の熱を生産しなければならなりません。熱を出す方法には2通りあります。 @ 【体を動かして熱を作る(震えによる熱産生)】 A 【体を動かさなくても熱を作る(非震えによる熱産生)】 どうしても太れない方は、この【非震えによる熱産生】が多いヒトです。この【非震えによる熱産生】に関わるたんばく質をアンカップリングプロテイン【UCP】と言います。 「痩せやすい」と「痩せにくい」、「太りにくい」と 「太りやすい」はこのUCPの数と活性の違いからも起こります。 ● UCP数が、 ・多い = エネルギー消費大 ⇒ 痩せる ・少ない= エネルギー消費小 ⇒ 太る ● UCPの活性が、 ・活発 = エネルギー消費大 ⇒ 痩せる ・不活発 = エネルギー消責小 ⇒ 太る Q.じっとしていても熱を産生してくれる「UCP」を 増やすことはできないのでしょうか? A.可能です。 運動やサプリメント服用によって交感神経を活性化させ、アドレナリンを分泌して脂肪組織や筋肉組織を刺激すると、UCPは増えていきます。このUCPは、アドレナリンによって活性化して熱を産生するので、運動は一石二鳥です。半身浴または、温水-冷水を交互にかけるなどを続けていると、UCPの貯えることが出来ます。 残念なことにβ3A受容体の進化した方は、アドレナリンの刺激が脂肪組織や筋肉組織に伝わりにくく、なかなかUCPが増えにくいのです。(アドレナリンとダイエットを参照) しかし、伝わりにくいからといって運動やサプリメントを飲んでも増えにくいだけで増えないわけではありません。β3A受容体の進化していない方よりも、多めの運動やサプリメントの服用による組み合わせを考えることで正常な方に近づくことが出来ます。また、運動の習慣によっては、正常な方より増やすことも可能かもしれません。
UCPダイエット 運動した直後(1〜3時間後)にUCPは10〜20倍位増えることがわかっています。その後はずっと下がっていって、運動前に近い状態にもどってしまいます。運動した直後に増えるのは、脂肪酸やブドウ糖などのエネルギー源が筋肉細胞中にまだまだ入ってきているので、それを上手に処分するためです。すなわち入ってきたエネルギー源を熱として放散するためにUCPは増えてくるということです。運動することによって筋肉中のブドウ糖を使いきった後は、グリコーゲンを貯める状態になります。そのためUCPが増えると困るので、UCPが低下すると考えられます。 実際にマウスの実験では、筋肉でUCPを過剰発現させると、熱が高まって、肥満を防止するというデータが報告されています。このUCP増加をダイエットに応用するためにはサプリメントの服用と運動を効果的に行うことです。 サプリメントでこのUCP増加状態を保つためには、カプサイシン、カフェインなどによって交感神経を活性化し、遊離脂肪酸を分泌させることです。さらに共役リノール酸(=異性化リノール酸)で遊離脂肪酸を筋肉に運ぶと、いつも軽い運動時状態が続いて筋肉細胞が脂肪酸供給状態になり、上手に熱として放散するために、UCPは増加状態を保ちます。 軽い運動(半身浴)をするときに、脂肪燃焼系サプリメントを摂取することで効率よくエネルギーを消費することができ、ダイエット成功へと近ずくのです。 |
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